パスタといえば!
みんな大好きペペロンチーノ。やはりパスタと言えばこれではないでしょうか。ですが私たちはペペロンチーノというパスタをどこまで知っているでしょうか。
ペペロンチーノとは
正式名称アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ。
アーリオはニンニク、オーリオはオイル(主にオリーブオイル)、エはandと同じ意味、ペペロンチーノとは唐辛子のことらしいです。つまり日本語にすると、”ニンニク・オリーブオイルと唐辛子のパスタ”のことですね。
入っているのはそれだけ。シンプルイズベスト!(イタリアンパセリも入りますが)だからこそ違いが出てくるということですね。基本のパスタです。
ただしペペロンチーノという略称は諸外国では通じないらしい。日本では様々な具を追加したり唐辛子やニンニクを使わないものすらペペロンチーノと言ってしまうため、本来の定義からかけ離れることも多いとのこと。しかしこれは悪いことでしょうか。確かに本家から離れてしまっていますが、それだけ日本人がパスタを愛している証拠ではないでしょうか。既にペペロンチーノは日本の食文化になっているということですね。
レストランにペペロンチーノはない?
メニューにペペロンチーノがないこともあります。傾向として価格設定が高いところはないことが多く、逆に我々の心強い味方のサイゼリヤなど安価なところにはメニューにある確率は上がる気がします。理由は定かではありませんが、一説には「家庭料理だから」という理由があるそうです。現地ではペペロンチーノのことを”絶望のパスタ”といい、お金がなくても材料3つで作れるからそうです。家庭で作れるからレストランでは食べないとのこと。真偽は分かりかねますが。
味の決め手は?
ペペロンチーノの構成要素はたったの3つ。ニンニク、オリーブオイルと唐辛子。パスタをゆでる際に塩も使用するから塩も含めて4つ。
よく乳化が取り上げられますが、乳化はソースにとろみをつけてスパゲティに絡まりやすくする工程で、新たに材料の追加はない。はたして味への影響はどこまであるのか。乳化については別記事で記載します。ニンニクを効かせて作ってもよし、香りだけ移すだけでも良し。ニンニクは好みに合わせて使いましょう。やはり味の決め手はオリーブオイルと塩。この2つを意識してペペロンチーノを作っていきましょう。