レシピ選びです。(ひとつめ)
意外に思われた方もいるかもしれません。「愛じゃないの? 気遣いじゃないの?」それも大事です。しかし一番となると参考レシピ。
なぜなら、レシピが駄目だとどれだけ忠実に調理しても報われないからです。テストで高得点を取りたいのに、テスト範囲外を勉強して結果がでないのと同じです。(実際に私は大学の試験でテスト範囲を間違えて単位を落としたことがありました……)イギリスに行きたいのにアメリカ行きの飛行機に乗っても仕方ないのです。
私たちは料理でモテたいのです。美味しくない料理ではモテようもありません。あなたの彼氏ないし彼女の手作り料理。それが美味しくなかったらあなたはどうしますか? その答えは私には分かりませんが、少なくともそんなことを相手に考えさせないようにしたいではありませんか。正しいレシピで確かな調理をして美味しい料理を。これでいきましょう!
経験があります。私の場合は誰かに出した料理ではありませんでしたが、レシピ通り作ったのに美味しくないのです。当時の私は新人勇者でしたので理由が分からず自分のせいにしてしまいました。これは非常に危険です。一つの失敗で料理が嫌いになってしまうかもしれないからです。幸運にも私はなかったことにして次の料理に移れましたが、後になってレシピがおかしいことに気が付きました。いいレシピを選ぶことが大事です。
大丈夫。これから私が力になりますから。
解:愛情(ふたつめ)
お待たせしました。2つ目は愛情に違いありません。
これは誰に対する愛情だろうか。相手でもいいです。自分に対してでもいいです。料理そのものに対してでもいいです。これから出会うだろう運命の人でもいいと思います。
愛情があればテキトーに作らないはず! 「まぁいいか」で作っては駄目です!
例えば、肉や魚に火が通っていなくても出してしまう。明らかに悪くなっている食材を使ってしまう。レシピを改悪してしまう。などなど、その気がなくても相手を不快にさせてしまうことはやめましょう。
料理は相手を想って作りましょう。そうすれば自然と美味しくなりますし、仮に失敗してしまったとしても相手は分かってくれるでしょう。
以前、私の周りに塩と砂糖を間違えた人がいました。おかげでデザート用の生クリームは塩辛くて使えなくなりました。しかしそれはうっかりミス。愛情なくテキトーにやったわけではなかったのです。数日後には笑い話になり、その塩っぽい生クリームはシチューになっていました。失敗が悪いのではありません。テキトーが駄目なのです。