パスタは炭水化物だけど大丈夫?
こんな疑問があるのではないでしょうか。「パスタは炭水化物だから太るのでは?」
結論:大丈夫
もちろん食べすぎはよくありません。節度を持った量ならばという前提のもとです。
パスタの小麦はデュラムセモリナ
パスタに使われている小麦はデュラムセモリナと呼ばれるものです。この小麦は、糖質(炭水化物)、タンパク質、ビタミンB群の3つの栄養素を豊富に含んでいます。
糖質(炭水化物)は体に必要だ
糖質とはタンパク質、脂質に並ぶ三大栄養素のひとつにして体のエネルギー源。これが低下すると疲れやすくなったり集中力や思考力に影響を及ぼします。とりすぎは肥満に繋がりますが、適度に摂取する必要があるのです。
タンパク質とビタミンB群の同時摂取は最強
タンパク質とはプロテインのこと。筋肉を成長させるために必要となってきます。しかしタンパク質の吸収にはアミノ酸を分解する必要があり、これにビタミンB群が働きます。
GI値比較でわかるパスタの有用性
GI値とは血糖値が上昇するスピード。これが低ければ消化がゆっくり進むため血糖値が急激に上昇せず過度なインシュリンがでない。
つまりはGI値が低い食べ物は太りにくい。
https://president.jp/articles/-/43481 PRESIDENT Onlineより
上の図を見てみるとパスタは白米やパンよりも圧倒的に低いのです。うどんとの差は小麦の種類ですかね。
パスタはダイエット向きだ!
以上、科学的に考えればパスタはダイエット向きだといえるのではないでしょうか。しかもパスタにはオリーブオイルが使われることが多い。オリーブオイルについては別個記事を作る予定ですが、これも三大栄養素の一つである脂質であり、パスタ一皿で糖質、タンパク質、脂質と三大栄養素を摂取できるのです!
また利点としてもう一つ、パスタの具です。これをコントロールしやすい。パスタはソースによって様々な食材と合わせることができます。肉、魚、野菜と意識して食べることでダイエットはもちろん健康面に関しても素晴らしいものとなるでしょう。ペペロンチーノなら大抵の食材を入れても食べられますよ。
アルデンテもダイエット効果あり
GI値の話であったように、消化がゆっくりならば血糖値は急激に上昇しないのです。つまり固いものは比較的太りにくいということです。
アルデンテとはパスタの湯で加減。歯ごたえのある状態のことです。GI値の理屈であれば、やわらかいパスタと比べアルデンテのほうがダイエットには良いといえるでしょう。またアルデンテのほうが噛む回数が増えますので、さらに効果的だといえます。